青森県といえば、リンゴ🍎ですよね。
リンゴの木が薪になることをご存知でしたか?
今日はメヤマキの薪のなかでも人気の「リンゴ薪」について徹底解説します!
木の由来
リンゴの木は果樹栽培用に育てられたものです。
しかし最近は後継者不足で栽培をやめる農家さんが多くあります。そういった場合、残念ですが病気を防ぐためにも木は切らざるをえないので、そういった木を譲り受けています。
大事に育てられたリンゴの木、その想いもこめて薪にしてお届けしたいと思っています。
リンゴ薪はどういう薪か?
リンゴ薪は、いわゆる広葉樹薪と同じく密度が高く重たい薪です。そのため、燃やした時の火が長時間持ち、長く楽しめます。
一方、直接着火するのは難しいので、スギなどの軽い針葉樹薪を焚き付けとして使うことをお勧めします。
堅く繊維がねじれていることもあるので、バトニングやフェザリングには適していませんので、ご注意ください。
私たちが使っている果樹栽培用のリンゴの樹は、果実に手が届くように高さを抑えて育てているので、まっすぐではなく曲がった部分が多くあります。
また、コブや繊維のねじれもあり、真っ直ぐの薪ばかりではありません。キャンプ用になるべく焚べやすいものをチョイスしていますが、いろんな形の薪が混じります。
ちょっとひねくれた(?)薪も個性だと思って楽しんでもらえると嬉しいです。
リンゴ特有の香り
それから、ぜひ感じていただきたいのは、薪から香るリンゴ特有のほのかに甘い匂い。バラ科植物の特有の香りとも言われます。
ただ残念なことに、薪を乾燥させてしまうと水分とともに香りは飛んでしまうため、皆さまのお手元に届くときには微かに香るかどうか…という程度です(乾燥のできていない薪はお出ししません!)。ぜひ焚く前に鼻を近づけて、嗅いでみてください。
※あとは「焚いたときに良い香りがする!」と仰っていただけるお客様もいます。…が、私は鼻がわるいのか、正直わかりません汗 みなさんも試してみてください。
ネーミングに込められた意味
メヤマキのリンゴ薪には、「津軽の灯り(あかり)」という名前をつけています。
リンゴの薪は、私たちの地元津軽青森ではとってもポピュラーな薪。昔から家庭の薪ストーブ用に重宝されています。
しんしんと降る雪のなか、津軽の家々で薪ストーブの窓からリンゴ薪を焚く灯りが見える、そんな情景をイメージして商品名にしました。
貴重なリンゴ薪
リンゴ薪は地元で人気が高いため、ほとんどが青森県内で消費され、県外に出回ることはほとんどありません。
でもこの薪の良さを多くの人に知ってもらいたいので、焚き火用・ストーブ用にオンラインショップで販売することにいたしました。
ぜひ貴重で珍しいリンゴの薪で、いつもとは違う焚き火の時間、薪ストーブの時間をお過ごしください。