今回は、人と火のかかわりについて考えてみます。

人やその祖先と火の関わりについて、遺跡発掘や調査の結果などから様々な説が唱えられていますが、おおよそ二百万年前から数十万年前の間で利用が始まったようです。

始めは、落雷などにより発生した山火事の現場などから、火のついた木の枝などを持ち帰り、絶やさないようにしながら利用したようです。持ちかえった火は貴重なものであり、着火方法が確立されるまで守り共用することとなり、このために人類の集団化が進んだと考える説もあります。焼け死んだ動物や植物などを食す機会を得て、生で食べるより美味しく食べやすくなる(実際に、たんぱく質や炭水化物を効率よく摂取でき、デンプンの糖化を促進させ、また加熱により病原菌や寄生虫のリスクを減らすことができた)ことを学習、火を使って調理するようにとも言われています。このことが、脳の肥大化にも繋がったようです。

また、人やその祖先は、火の明るさを利用することで夜も安全に活動できるようになり、火を身近に置いておくことで、獣や虫などから身を守れるようになったようです。

人の歴史は、つまりは火との付き合いの歴史と言えるでしょう。現代において、火に求める役割は大分変わりましたが、焚き火を囲みながらの食事や団らん、自分と向き合う時間の在り方は、昔も今も変わっていないのだろうと確信します。

日々の喧騒から離れ、皆さんも一度じっくりと焚き火に向き合ってみませんか?リラックスするだけでなく、色々な気づきやヒントを得ることができるかもしれませんよ。笑

焚き火を楽しむ写真

火を囲むと不思議と素直になれます