USEFULNESS OF FIREWOOD

エネルギーとしての薪の有用性説明

災害時も使える薪ストーブ

震災によってライフラインがストップすると、電気やガスが必要な暖房器具やIHやガスコンロなどの調理器具は使えなくなります。 万が一の災害においても影響を受けず、暖房器具としての機能はもちろん、天板や炉内を熱を使って調理器具としても使え、更に夜間は炎の明かりで照明の役割として活躍するのが薪ストーブです。

環境問題への貢献

薪ストーブは、カーボンニュートラルと里山の再生に貢献しています。

温暖化の抑制に貢献

カーボンニュートラルとは、発生と吸収が平衡状態でトータルとして二酸化炭素(CO2)の量は変化しないという考え方です。実質、CO2の増加につながらないため、温暖化の抑制に貢献します。薪などのバイオマスも焚く時にCO2を排出しますが、元々その木が成長する過程で大気中から吸収したCO2の量と同じ量なので、薪ストーブはエコな暖房器具と言えます。

里山の再生

1950年以降、エネルギー革命によって石油・ガス燃料が普及した為、薪や木炭といった燃料は急激に衰退しました。このことにより、里山と人との共存関係が失われ、地域にとっての共有財産である里山は荒廃し、間伐材の放置等の問題が発生しておりました。

木質バイオマスエネルギーは、間伐材の利用はもちろん、植林し手入れすることで繰り返し使えるため、里山を手入れし再生するだけでなく、森林火災防止、土砂災害防止など公益的機能の強化にもつながります。